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​想い

風土と素材

​植物も動物もその土地の風土に合ったものが生きています
だから建物もそうありたいと思うんです
その土地に相応しい家ってあるんじゃないかなぁと
地元の素材を使いたい・・・

ただそれだけなんです
木・土・紙・石 どれも地元にある材料です
膨大なエネルギーを消費して

わざわざ海外から持ってこなくても

つくり手とすまい手

家づくりに関わる人同士 顔の見える関係が大事

じゃないかと思います
あなたの家の建具は誰が作ったものか分かりますか?
柱や梁の木材はどこの山から切られたものか

分かりますか?
誰がつくったものなのか分かっていれば

大事に使うし愛着もわきます

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技術の継承

大工さんや左官屋さんなど日本の伝統的な技術が

今失われようとしています
建物のコストの中で一番高いのは「手間」です
逆に言えばこの手間を省いていけば安い家ができます
安くなるからいいじゃないかと言われそうですが
この選択は手間を省いたことで職人の技術を衰退させ
さらにはものづくりの文化までも失う恐れがあります
あくまで贅沢という意味ではなく
職人の手仕事を残せる設計ができればと考えています

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時間

新幹線や飛行機など現代人は時間をお金で買ってまで

スピードを求めます
家づくりも同じです
なかには完成まで2ヶ月かからないものもあります
でも、考えてみてください

服や車を買うのとはちょっとわけが違います
一生住むかもしれない あるいは代々住むかもしれない
そういう家を建てるのであればもっとじっくり

腰をすえて考えてもいいんじゃないかって思うんです

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